提供可能なコンテンツ詳解(一部)

研修と伴走に組み込める、提供可能なコンテンツの詳解です。20年分の教材から、8つの大項目と45の中項目を掲載しています。ここに載せているのは扱える主題の一部で、これ以外のご要望にも対応します。組み合わせて一本のコースにすることも、一項目だけを切り出すこともできます。

対になるページ:トレーニングと伴走のデザイン ── これらの素材を、どう組み立てるか。


教材に「完成」はありません。毎回、作り直します。

20年分の蓄積といっても、同じものを使い回してきたわけではありません。ここから消えていったコースもたくさんあります。同じ内容を、二度提供することはありません。顧客の要望に合わせて、毎回、作り変えています。

ですからここに並べているのは、完成品のカタログではなく、毎回の作り直しの出発点になる素材です。蓄積があるからこそ、毎回ゼロから作らずに、その回の重心に合わせて組み直せます。その組み直し方そのものを扱っているのが、対になるページトレーニングと伴走のデザインです。この考え方は、3-6「持続性・スケールと投資判断」で式年遷宮サイクルとして教材にもしています。


1. 対話と自己認識

週次プログラム1年以上の実施記録/継続中

  • 1-1 ダイアローグ
    意図的な対話とは何か。モノローグが組織に何をもたらすか、モノローグな現象を観察し分析する、そこから脱却する。
  • 1-2 EQによる自己認識
    行動特性検査を使った自己プロファイリングとペアプロファイリング。連続15回のプログラムとして実施した実績があります。
  • 1-3 感情のマネジメント
    状況に適応するために、心を健康に保ち、胆力を鍛える。
  • 1-4 認識論・メタ認知・弁証法
    自己認識と認識論を接続するワークショップ。
  • 1-5 問いのデザイン/問いの地図
    問いを立てる技術そのものを扱います。ファシリテーターが問いを立てるのではなく、参加者同士が問いを立て合う型を身につけます。
  • 1-6 リフレクションと振り返り
    毎日3行の日記、週次のレトロスペクティブ、落穂拾い。非同期で回し続ける仕組みとセットで扱います。
  • 1-7 プロとしての自立
    個人として屹立した組織人になる、という主題です。単独の教材ではなく、上のいくつかを組み合わせて構成します。連続の回として実施した実績があります。
  • 1-8 アプリシエイティブ・インクワイアリー
    4-Dサイクル。内部リファレンス12章と原典翻訳があり、Discovery中心での実施記録があります。コース教材はこれから作ります。

2. 関係の質・チーム・リーダーシップ

合宿・対面ワークショップの形式が中心

  • 2-1 関係の質と成功循環
    結果から入るか、関係から入るか。成功循環モデルを共通言語にします。
  • 2-2 心理的安全性への取り組み
    概念を知ることではなく、それを確保するために何をするかを扱います。
  • 2-3 自主性を育てるリーダーシップ
    シェアド・リーダーシップを含みます。
  • 2-4 学習する組織
    合宿形式で実施してきた主題です。
  • 2-5 T字型人材と自己組織化チーム
    役割を固定せずにチームが自走する条件を扱います。
  • 2-6 コンピテンシーモデルを自分で作る
    自分のポジションに必要な能力を、与えられるのではなく自分で定義する。
  • 2-7 関係からはじめるプロジェクトマネジメント/事業開発
    手法より先に関係を設計する。ダイアローグによる人材育成、ステークホルダーマネジメント、コミュニケーション演習を含みます。

3. 事業・プロダクトの構想と検証

9日間のプロダクトマネージャー育成コースとして実施/直近 2026年春

  • 3-1 高い視座
    エコシステムとプラットフォームの仮説を立てる。単機能ツールの開発発想から抜け出すための出発点です。
  • 3-2 地形を読む:ウォードリーマッピング
    個人のケイパビリティとプロダクトの二段階で地図を作る。競争地形と技術進化の地形を、層構造として可視化します。
  • 3-3 ステークホルダーの扱い
    抽象度を変えながら洗い出す、ステークホルダーマップを描く、最初に動く人を決める。
  • 3-4 価値提案と顧客適合
    バリュープロポジション・キャンバス、顧客開発モデル、ジョブ理論、ペルソナ・共感マップ・カスタマージャーニー。
  • 3-5 ビジネスモデル
    ビジネスモデルキャンバス(現在と将来)、収益モデル、仮説検証学習、MVPとプロトタイピング。
  • 3-6 持続性・スケールと投資判断
    式年遷宮サイクル──およそ3年での作り直しを、例外的なプロジェクトではなく通常の運用として最初から設計に組み込む。あわせて階段状の戦略、ROI・KPI・割引率、撤退基準の策定を扱います。
  • 3-7 統合と提案
    Idea Portfolio(誰のために/何が変わる/なぜ持続できる/どう証明するか/次の一手)とピッチ。完成度ではなく整合性で評価します。ビジネスアーキテクチャ(BizBOK)を接続します。
  • 3-8 プロダクトマネジメント基礎
    ロードマップ、優先順位づけ、プロダクト指標。

4. 戦略・未来・全体俯瞰

合宿・四半期テーマとしての実施が中心

  • 4-1 ビジョンと戦略
    戦略と事業開発をどう接続するか。
  • 4-2 戦略論10スクール
    戦略という言葉が指しているものの見取り図。
  • 4-3 BSCと戦略マップ
    目標の連鎖を一枚に描く。
  • 4-4 シナリオプランニング
    単一の予測ではなく、複数の筋書きを持って備える。
  • 4-5 DX戦略
    組織と戦略モデルの再構築を含みます。
  • 4-6 戦略とコンピテンシーを接続する
    戦略を、個人が持つべき能力の言葉に翻訳する。

5. プロジェクトマネジメントの体系

PMBOK第8版/PMP(2003年取得)・PMI-ACP/直近 2026年

  • 5-1 標準編・原則編
    序文、はじめに、価値提供システム、12の原則、ライフサイクルと開発アプローチ、7つのパフォーマンスドメイン概観、テーラリングとツールキット。
  • 5-2 ガイド編(PMP試験対策)
    ガイド全体の精読。運用は、予習動画と毎週3時間のダイアローグを7週続ける形式です。累計受講者は5,000名を超えます。PMPは2003年に取得しました。以降、PMBOKガイドが第3版から第8版まで改訂されるあいだ、教える側として通過してきています。いまは同じ内容を、eラーニングとして作り直しているところです。
  • 5-3 実践編
    体系の解説ではなく、実務課題に絞った単位です。ワークショップ形式でも講義形式でも提供できます。プロジェクトの立ち上げ/リスクマネジメント(リスクドリル)/ステークホルダーマネジメント/振り返り(レトロスペクティブ)/アジャイル。
  • 5-4 さまざまな切り出し
    体系のどこを切り出しても、単独のテーマとして成立します。プロジェクトマネジメントの歴史/予測型と適応型/スコープ計画とWBS/EVM/テーラリング。

6. スプリントと検証

40チーム以上/約100回/継続中

  • 6-1 デザインスプリント
    問いは「顧客にとって価値があるか」。プロトタイプは作り込まず、今日明日でできるもので顧客の反応を見ます。ユーザーテスト5名で締めます。
  • 6-2 事前ワークショップ
    それまでの学びのリフレクションと、スプリントのオリエンテーション。意思決定者をここで指名します。
  • 6-3 ユーザーテストとプロトタイプ検証
    検証の設計と実施。時間を確保する技術(Make Time)を含みます。

7. AI時代の知的生産技術

記憶術とマインドマップはブザンの系譜/速読はアドラーの系譜/直近 2026年

  • 7-1 速読
    半日・230分。原典はアドラー『本を読む本』の点検読書法です。ブザン式の速読とは別の系統を採っています。
  • 7-2 問いの立て方・文書の書き方
    1日・420分。ミントのピラミッド原則と本多勝一を土台にしています。
  • 7-3 記憶術
    リンク法、ペグ法、ジャーニー法ほか8種。ThinkBuzan公認インストラクター(記憶法)の認定を2012年に取得しています。2013年から2016年にかけて、継続教育単位の対象として運用しました。
  • 7-4 マインドマップ
    ThinkBuzan公認インストラクター(マインドマップ)の認定を2012年に取得しています。ビジネス向けの用法として2012年から2016年にかけて実施していました。
  • 7-5 生成AIの業務適用
    何がコモディティになり、何が技能として残るか。

8. 内製化と場づくり

3か月・フルタイムの育成プログラムでの実績

  • 8-1 内製開発チームの立ち上げ
    役割分担とフラットな編成。上下関係を持ち込まないチームをどう作るか。
  • 8-2 育成の設計
    受講者が教える側にまわる。ファシリテーターを育てる。
  • 8-3 研修後の伴走
    立ち上げ支援、定期的なダイアローグ、進むか止めるかの判断支援、リソースの割り当て、中止の支援、運用への移行。
  • 8-4 情報システム部門と事業部門の関係
    抵抗と呼ばれている現象を、構造として読み解く。

組み立ての実際

ここから先は、中身ではなく運び方です。上の8項目は「何を扱うか」でした。ここから下は「どう運ぶか」です。素材をどれだけ持っていても、組み立てを間違えれば行動は変わりません。実際の相談は、たいていここから始まります。

  • A 重心の見極め
    どの項目を選ぶかより先に、その組織にとっての重心をどこに置くかを決めます。
  • B コース運営の設計
    講義3、ワーク7。当日の知識伝達はスライド2枚分に絞り、残りはチームの対話にあてます。
  • C 継続プログラムの設計
    週2時間は勤務時間40時間の5%。年間の予定は出しますが、確定は2か月先まで。繁忙期は四半期単位で休みます。
  • D 対面とリモートの使い分け
    平常回はオンライン。四半期に一度は対面で、手を汚す・作る・感情を共有するといったオンラインでは得られないものを取りにいきます。
  • E 非同期の運用
    毎日3行の日記、ペアでの反応と返信、予習動画。見逃し配信は置きません。
  • F 運営側の準備
    例えば毎週行う2時間の回に対して、運営側との調整と振り返り、制作に4時間以上をかけます。
  • G 品質保証
    語彙とケースを先に凍結してから作る。独立したQAを初期から定常運用する。この仕組み自体を設計の対象として扱います。

対になるページ:トレーニングと伴走のデザイン ── 重心の決め方から、コース運営の設計まで。コースの形と料金はトレーニングと料金の目安に、ここに載せていない主題のご相談はお問い合わせからどうぞ。

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