私の支援は、プロジェクトマネジメントとプロダクトマネジメントを基盤としつつ、事業と組織の「今」に合わせた新しいアプローチと、それらを現場で機能させる手法を組み合わせて行います。ここでは、扱う専門領域を「基盤」「最近の潮流」「手法」の3つの層に整理し、用語の定義とともに示します。扱う主題の一覧は提供可能なコンテンツ詳解にあります。
1. 基盤 ―― マネジメントの中核
プロジェクトマネジメント(Project Management)
目標・期間・資源の制約のもとで、計画・実行・統制を通じてプロジェクトを成功に導くマネジメントの体系です。私はPMP(Project Management Professional)およびPMI-ACP(Agile Certified Practitioner)を保有し、2003年からPMI認定教育プロバイダーとして研修を提供してきました。
プロダクトマネジメント(Product Management)
顧客価値と事業性を両立させながら、プロダクトの構想から市場投入・改善までを一貫して導く役割と規律です。「何を作るべきか」「なぜ作るのか」を問い続け、開発と事業をつなぎます。
ダイアローグと自己認識
ダイアローグとは「意図的な対話」です。報告でも、連絡でも、指示でも、命令でも、指導でもありません。主語を「私」にして、相手に関心を持ち、受け止め、違いを確認し、率直に言うべきことを言う。これを連続させます。20年分の教材を8つの領域・45の項目に整理したとき、認知・哲学的基盤とダイアローグの実践技術という底の二層が、全コースを貫いていることがはっきりしました。どの案件でも、必ず最初に置きます。その背景にある考え方は哲学・思想に書いています。
2. 最近の潮流 ―― 今の事業環境に応えるアプローチ
デザインスプリント(Design Sprint)
アイデアを短期間(標準は5日間)で試作・検証する、集中型のプロセスです。Google Ventures が体系化した手法で、時間をかけずに「顧客に見せられる形」まで到達させます。私はこれまで40チーム以上・約100回のスプリントに関わってきました。詳しくはデザインスプリントとは?をご覧ください。
ビジネスアーキテクチャー(Business Architecture)
組織の能力(ビジネス・ケイパビリティ)、価値の流れ、情報などを構造化し、戦略と実行のあいだを橋渡しする設計の体系です(知識体系として BIZBOK が知られています)。「なんとなく」の議論を、共通の骨格の上で語れるようにします。入門記事としてすべてのビジネスには「共通の骨格」があるを書いています。
ウォードリーマッピング(Wardley Mapping)
価値連鎖(ユーザーの必要から、それを支える構成要素まで)と、各要素の成熟・進化の段階を一枚の地図として可視化し、状況認識と戦略判断を助ける手法です。Simon Wardley が考案しました。「今どこで戦っているのか」を俯瞰するために用います。
アプリシエイティブ・インクワイアリー(Appreciative Inquiry)
問題点の分析からではなく、組織の強み・うまくいっている要因に着目して変革を進める、対話ベースの組織開発アプローチです。「何が欠けているか」ではなく「何が可能か」から出発することで、当事者の主体性を引き出します。
ヴァイブコーディング(Vibe Coding)
生成AIに自然言語で意図を伝えながら、ソフトウェアやプロトタイプを素早く形にしていく、近年台頭した開発スタイルです。アイデアを「動くもの」で検証するサイクルを、非エンジニアを含むチームでも回せるようにします。私自身の実践記録はヴァイブコーディングの3万行を常時稼働させるに書いています。
3. 手法 ―― 現場で機能させる技術
ワークショップ設計・ファシリテーション
参加者の思考と対話を引き出し、限られた時間で合意と成果に導くための、場の設計と進行です。上記のアプローチはいずれも、良質なファシリテーションがあって初めて機能します。
問いのデザイン
議論や探究の起点となる「問い」を意図的に設計する技法です。どのような問いを立てるかによって、思考の深さと方向は大きく変わります。私は、チームが本質に向かうための問いを設計します。
これらをどう組み合わせるか
私は、これらの領域を切り離して提供するのではなく、案件ごとに全体を俯瞰し、必要なものを組み合わせて用います。基盤となるマネジメントの規律の上に、状況に合った潮流のアプローチを載せ、ワークショップ・ファシリテーション・問いのデザインで現場を動かす――この統合が、私の提供価値です。実際の組み立て方はトレーニングと伴走のデザイン、支援の形はトレーニングと伴走支援の二つです。
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「自社の課題にどの組み合わせが合うか」の相談も歓迎です。初回のご相談(約60分)は無料で承ります。お問い合わせからご連絡ください。費用の目安は料金の目安に掲載しています。